55, 春の訪れ(2006/4/24)
だいぶ春らしくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 
4月に入ってから、あふれる雪解け水のごとく たくさんのお客様にお越しいただいております。当店にとっては、まさに嬉しい春の訪れ。ご来店くださった皆様、誠にありがとうございます!

塩屋の周りでも、春の訪れを告げる花たちが咲き始めました!
この写真には3種類の花が写っております。さて、この中で「山菜」として食べられないものはどれかわかりますか?


奥からフキノトウ、ミズバショウ、ヤチブキ(正式名称:エゾノリュウキンカ)


正解は、ミズバショウです。 毒草:ミズバショウによると、皮膚につくと炎症を起こし、食べると嘔吐、下痢、呼吸困難、心臓マヒ・・・という症状が出るようです。見た目は可憐な印象で毒などなさそうなんですが、「見て楽しむ」ことしかできないようです。

一方、フキノトウ、ヤチブキは見るのも食べるのも楽しめます。フキノトウは味噌炒め、酢の物にとてもよく合い、ヤチブキはちょっと苦いのですが、おひたしでおいしくいただけます。最近は両者とも天ぷらでお出しする機会が増えています。と言いますのも、当店の自家製天日塩が天ぷらをとても引き立てるからなんです!

今日までに、このフキノトウ、ヤチブキの他にはヨモギやカタクリなども天ぷらでご提供しています。いずれもいいものが採れたらお出ししておりますので、いつでもお出しできるわけではありません。山菜は山の恵み、採り過ぎを防ぐためにも「毎日在庫をそろえて」というわけにはいかないことをご了承いただけると幸いです。

これから旬の山菜がいろいろと出てきます。どんな素材があるのかを楽しみにご来店ください!

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