54, 天ぷら(2006/4/6)
フキノトウもようやく顔を出して・・・という写真を撮ろうとしていたら、笑ってしまいたくなるような大雪が降り(しかも南区だけ)、すっかり埋まってしまいました。東京では桜が終わる頃のようですが、こちらはもう少し春気分はお預けのようです。

3月中は本当にたくさんのお客様においでいただき、今年は去年ほど冬の厳しさが身にしみませんでした。これもひとえに皆様のお陰です。いつもどうもありがとうございます。

さて、今週は「天ぷら」について取り上げます。現在、温かい「天ぷらうどん」、冷たい「天ざるうどん」、「山菜定食」、そして単品でも提供いたしております。

うどんのつゆに浸して食べていただいてもおいしいのですが、やはり塩屋特性の天日塩をつけて召し上がっていただくのが一番ではないでしょうか? この塩のおかげもあってか、すっかり当店の人気メニューとなりました!

人気メニューの天ぷら

天ぷらの素材は、エビ、かぼちゃ、なすびの定番と、春菊や大葉などの青菜、うどの葉やこごみといった山菜、そして入荷次第おつけするヤマメなどを使っております。

これからの季節は、採れたての旬の山菜も添えています。もう一度フキノトウが顔を出したら早速「揚げてやろう」と思っているのですが・・・早く雪が溶けるといいですね。

さて、今年のエコ企画で特になんとかしたいと思っているのが「使い終わった天ぷら油」です。石けんにして再利用したいと思い、基本的に油は全部とっています。あとは作るだけ、と、レシピを入手し取りかかろうとしたら、材料となる水酸化ナトリウムという薬物がどこに行っても手に入らないのです。この、水酸化ナトリウムは「劇物」に指定されている薬品で、どうやら昨年起きたタリウム事件のせいで、「劇物」の店頭販売が規制されて、現在購入できないようなのです。

どうしたものか・・・と思い悩んでいたら、使用済みの天ぷら油で走るバスが東京の自由が丘界隈を走っている(サンクスネイチャーバス)というのを知りました。とても素晴らしい企画だ! と思います。札幌でも始まらないかなぁ?

皆様のなかに、天ぷら油の処理で何かいい方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、お教えいただけると幸いです。

それでは、今月も皆様をお待ちしております。どうぞよろしくお願い申し上げます!!

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