32, 旬の山菜・イケマ(2005/6/20)

庭に設置したテーブル
毎度塩屋をご利用くださいまして、ありがとうございます! 先週も本当にたくさんのお客様にお越しいただき、充実した日々を過ごすことができました。

冬には「雪が・・・雪が・・・」と嘆いていましたが、この時期の北海道は本当に最高ですね! うっとうしい梅雨がない北海道を満喫するには、やはり太陽の光をたくさん浴びるに限ります。

と、いうわけで、当店のウッドデッキと庭にテーブルを設置いたしました。残念ながらここで召し上がっていただくことはできないのですが、料理がくるまでや、食べ終わってからの一服など、ぜひここでくつろいでいってください。

 

さて、前回紹介したエンゴサク・カタクリ・ニリンソウといった山菜の旬は過ぎ、今はまた違った山菜が出てきています。

今日紹介する山菜はイケマです。あまり聞き慣れない山菜なので、召し上がったことがない人もいらっしゃるのではないでしょうか? 

ちょっとわかりにくいですが、右の写真中央のツル植物です。分類学上はガガイモ科という、根が太く生長するグループに属します。イケマとはアイヌ語で「巨大な根」、「神の足」という意味だそうです。(e-yakusou.comより)

その名の由来になった根も、ゆでて食べることができるようですが、生煮だと毒性分が残るようです。当店では若芽を摘み取りさっと湯がいてお出しております。芽には甘みと粘り気があって、とってもおいしいですよ。もちろん芽の部分には有毒成分はありませんのでご安心ください。

イケマ
 
明日は昼間が最も長い日、夏至です。札幌の日の出は3:55、日の入りは19:18。15時間強も日が出ているんですね。日が長く、活動的になるこの時期。夏の北海道を楽しみのひとつ、山菜を召し上がりに、ぜひ当店を訪れてみてください!

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