78, 本当に気まぐれ塩屋定食(2008/3/5)

2月末死者が出るような大雪に見舞われ、日々雪かきに追われておりました。 こんな大雪の中でもご来店くださったお客様、本当にありがとうございました!!

本日は暦の上では啓蟄。虫やカエルが冬ごもりから出てくると言われている日ですが、北海道の人にとっては「何とぼけたこと言ってんだ!」というような日ですよね。まだまだ冬のまっただ中です。

とはいえ日はどんどん長くなっており、やはり春が近づいているんだなぁという実感はあります。本当に雪解けが待ち遠しいですね。


塩屋定食の小鉢たち
上段左からポテトと豆のサラダ、おから煎り、黒豆の寒天よせ
下段左から手作り豆腐、ヌメリスギタケモドキの醤油煮、フキの味噌煮
今日改めて紹介するのは、看板メニューの塩屋定食です。ミニうどんとご飯、手作り豆腐、気まぐれで入れ替わるたくさんの小鉢、さらにコーヒーまでつくお得なメニューです。

で、この気まぐれの小鉢類。本当に気まぐれなんです。サラダは、野菜が豊富な夏場はとれ立てのものを生かすので、よく内容が変わります。冬場はポテトや豆類などを使います。特に豆は大豆、黒豆、花豆など・・・いろいろな種類を使っています。


この写真の中央に写っているのは「ヌメリスギタケモドキ」の醤油煮です。あまり耳にしない名前ですが、ヤナギなどに生え、クセがなく食べやすいキノコのことです。

このキノコは、それほど珍しいものではないのですが、大量に採れるものではないので長い期間お出しすることができません。

そんな訳で、しょっちゅう内容が変わってしまいますので、おいしかったなというものをもう一度食べることがなかなかできません・・・ですが、中身が変わっても、家ではなかなか食べられない塩屋ならではの定食を目指しております。

まだ試していないお客様は是非ご賞味ください!

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