34, アカシアの花(2005/7/7)

満開のアカシア
今日は七夕ですね。今夜の札幌はあいにくの空模様で、星は見えません。本当に残念ですが、みなさまの地域ではいかがでしょうか?

先週末も、実にたくさんのお客様にお越しいただきました!! 夜の営業までの準備時間もてんやわんやで、その時間帯にお越しいただいたお客様をお断りしてしまうという事態もおきました。準備が整っていればなるべくお店を開けるようにつとめているのですが、今回ばかりはとても間に合いませんでした・・・。しかし、嬉しいことに、そのお客様は翌日お電話をくださってからご来店くださいました。

思うようなサービスができず落ち込んでいたので、こんな嬉しいことはありませんでした! 他の多くの皆様も含めまして、 ご来店本当にありがとうございました。
 
さて、今日のお題は「アカシア」です。

もうそろそろ終わりに近づいていますが、今年も見事なアカシアの花を楽しむことができました。このアカシアの花は以前、「札幌市の花」だったんですが、今はその座をライラックに奪われております。正式名称が「ニセアカシア」というのと、北米から明治の頃やって来た帰化植物という点がまずかったという話を聞いたんですが・・・真相はいかに? 

しかし、札幌の花の座を奪われても、アカシアは桜やライラックよりなじみ深い花に思えます。それほど、至るところに生えています。満開の時は何ともいえない甘い蜜の香りが漂い、たくさんの蜂が訪れ、この花のにおいをかぐと「札幌の一番いい時期がやってきた」という、夏を楽しむ気持ちを喚起させてくれます。

そんな札幌の夏を告げる花をさっぱりとした酢漬けにし、当店では山菜料理の一品としてご提供しています。

正式名称はニセアカシア マメ科の植物です
 
我々自身、見慣れたこの花をこんな風に楽しめるのか! と、最初はちょっと驚きました。皆様にもこの札幌の味を楽しんでいただければと思います。

しばらく天気がぐずついてますが、また回復していくといいですよね! 今週もどうぞよろしくお願い申し上げます!

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